たまご酒は風邪に効く!その理由には科学的な根拠もある!

こんにちは、ローシーです。

僕は一昨年、登録販売者の試験に合格しました。

その時に勉強した中で炎症による腫れを和らげる成分としてリゾチーム塩酸塩という抗炎症成分がありました。

このリゾチーム塩酸塩は鶏卵の卵白から抽出しているので鶏卵アレルギーの人は使用してはならない、、、

という勉強をしました。

それで思い出したんですが、たまご酒が風邪に効くっていうのは何か関係があるのかなぁって思って調べてみました。

そしたら何と!!

やっぱり関係ありありでした!

今回はたまご酒がなぜ風邪に効くと言われているかを調べてみました。

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『たまご酒』とはどんなお酒?

たまご酒は昔から風邪に効くとは聞いたことがありますが、実際に飲んだ事がありません。

そんな人も多いのではないでしょうか?

たまご酒の材料は以下3つ~4つです。

・卵
・日本酒
・砂糖
・塩

実際、この4つでたまご酒は出来上がります。

本当に風邪に効くの?

実は、、、

本当に効くんです!

根拠があります。

それは、日本酒に含まれるアミノ酸と卵の卵白に含まれるリゾチームが風邪に効く根拠なんです!

このリゾチームというのは抗炎症成分で実際に「かぜ薬」に使用された成分なんです。

たしかに登録販売者試験で勉強しました。

リゾチームは鶏卵の卵白から抽出するから鶏卵アレルギーの人は使用不可という注意を覚えました。

これがまさか「たまご酒」につながっていたとは、、、

要するに「アミノ酸」を多く含む日本酒と抗菌タンパク質、抗炎症成分の「リゾチーム」を含む卵、

アミノ酸とリゾチームを同時に摂取できるという事が風邪に効く根拠ですね。

このリゾチームは本来、卵の殻から侵入してくる細菌から卵黄を守る働きがあります。

この酵素が風邪の菌に対して効くという事です。

「たまご酒」にはこのように科学的根拠があったんですね!

現在の人々が「たまご酒」を飲んだことがないのは「かぜ薬」を飲んだ方がはやいという考えからなのでしょう。

ちなみに元禄時代の「たまご酒」は風邪薬の役目ではなく、脾臓と胃腸に効く滋養強壮剤と考えられていたそうです。

『たまご酒』の作り方

用意する材用は4つ

・卵1つ
・日本酒150CC~180CC
・砂糖 15g~20g(甘さはお好みです)
・塩少々、小さじ1杯程度(入れなくてもよい)

手順
①卵をよく溶きます

②溶いた卵に砂糖をよくかき混ぜます

③塩も少々混ぜる(なくてもよい)

④電子レンジで日本酒を温める(500Wで約2分程度)

⑤溶いて砂糖と塩を混ぜた卵に温めた日本酒を入れて完成です。

たまご酒が風邪に効く根拠(まとめ)

たまご酒が風邪に効くのには科学的根拠があります。

抗炎症成分のリゾチームとアミノ酸を同時に摂取できる飲み物という事です。

卵の卵白に含まれているリゾチームという成分は「抗菌、抗炎症成分」である事。

このリゾチームは本来、卵の卵黄を殻から侵入してきた菌から守る働きがあります。

そして日本酒に豊富に含まれているアミノ酸を卵のリゾチームと一緒に同時に摂取できる事から風邪に効くとされています。

現在、ドラッグストアに行けば病院に行かずとも「かぜ薬」が手に入ります。

そんな現代ではなかなか「たまご酒」を飲む人も減ってきたのではないでしょうか?

もし「かぜ薬」が手に入らない時は「卵」「日本酒」「砂糖」、この3つをそろえると風邪薬の代役を果たします。

何かの時に役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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