冷やし中華、日本が発祥の地!中華なのに日本の味と富士の香り

こんにちは、トーマスDです。

夏になると出てくるもの、冷やし中華!

この冷やし中華という食べ物は実は日本発祥と言われています。

中国の冷やし麺がルーツだと言われていますが、

味も作り方も違うため別のもの扱いという事です。

中華というくらいだから中国発祥と思っている人も多いと思います。

今回は、冷やし中華のルーツについてまとめてみました。

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冷やし中華とは

ゆでた中華麺を冷水でしめるのが特徴で、典型的な盛り付けは麺の上に細切りにした肉(ハム、鶏肉)、綿糸卵、キュウリやトマトを彩りよく配し、ゴマダレや酢醬油タレをかけて、薬味として辛子を添えます。

冷やし中華の発祥の地

発祥の地といわれる店が2つあります。

■揚子江菜館 (東京都千代田区神田神保町)

1933年に揚子江菜館で開発さてた「五色涼拌麺」が冷やし中華の元祖という説がまります。

富士山をイメージして細切りにした具材を中華麺の上に山形にのせた盛り付けとなる。

■龍亭 (仙台市青葉区錦町)

1937年に宮城県仙台市で現在も営業中の龍亭で発売された「涼拌麺」がその起源という説があります。
夏場で中華料理店の売り上げが下がる時期に龍亭の創業者「四倉義雄氏と当時の中華料理の組合員が開発したのが
「涼拌麺」です。

宮城県仙台市は冷やし中華の発祥の地として夏にかぎらず年中、冷やし中華が食べられる地域となっています。

この2つの発祥地でも冷やし中華の元祖は龍亭の「涼拌麺」である、という人も多いとか、、、

理由は冷やし中華の特徴「むせるほど甘酸っぱくて飲めないタレ」を考えると龍亭の「涼拌麺」から広がったと考えられている。
盛り付けは揚子江菜館の「五色涼拌麺」です。卵やキュウリ、ハムなどを富士山をイメージした盛り付け「富士山盛り」が冷やし中華に近いのです。

よって味は龍亭の「涼拌麺」、盛り付けは揚子江菜館の「五色涼拌麺」となります。

現在の冷やし中華のモデルはこの2つを取り入れた形とも言えますね。

中国の冷やし麺

中国の冷やし麺(涼拌麺)は日本の冷やし中華のルーツと言われています。
日本のように氷や水で冷やすのではなく、扇や扇風機で冷やすため、日本の冷やし中華ほど冷たくはないです。

中国人は日本の冷やし中華を「日本式涼拌麺」と呼んでいます。

冷やし中華は夏バテ対策のアイテム!

夏に美味しい冷やし中華は実は夏バテに効く食べ物なんです。

冷やし中華には「酢」が使われています。

【酢の効果】

・疲労回復
・食欲増進を促す

※酢やレモンなど酸っぱいものに含まれるクエン酸は、唾液と胃液の分泌を促し、食欲増進に働きかけます。
さらに、糖質の消化と吸収を助けてエネルギーに換える働きをもっているのです。

そして冷やし中華は具材を選べます。
麺にのせる具材を選べば様々な栄養素をとる事ができます。

冷たくて美味しい上に、夏バテ対策になる冷やし中華は夏場には欠かせない存在なんです!

冷やし中華 現代日本人のアレンジ具材の紹介!

冷やし中華はいろいろな具材と味付けでアレンジする事ができます。

【アレンジ具材】

■アボカドとチーズ

マヨネーズをかけて食べるとアボカドとチーズとマヨネーズの混ざり味が絶妙です!

■ベーコンとたっぷりサラダ

温泉卵をのせたカイワレとレタスのサラダ
具だくさんの冷やしサラダうどんの中華バージョンです!
野菜が苦手の子供さんでも完食できるサラダ冷やし中華です。

冷やし中華は日本発祥(まとめ)

中国の冷やし麺(涼拌麺)は日本の冷やし中華のルーツ!
(中国の冷やし麺は日本のように氷や水で冷やすのではなく、扇や扇風機で冷やすため、日本の冷やし中華ほど冷たくはない)

【冷やし中華の日本発祥の地といわれる店が2つ】

・揚子江菜館 (東京都千代田区神田神保町)

・龍亭 (仙台市青葉区錦町)

冷やし中華の味の特徴「むせるほど甘酸っぱくて飲めないタレ」→「龍亭」

盛り付けの特徴「麺の上に細切りにした肉(ハム、鶏肉)、綿糸卵、キュウリやトマトを彩りよくのせる」→「揚子江菜館」(富士山盛り)

※「揚子江菜館の盛り付け(富士山盛り)」と「龍亭の味」→「冷やし中華」

 

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