メガネを買う人へ、ブルーライトカットは本当に必要ですか?

これからメガネを買う予定がある人へのアドバイスです。

最近よく耳にする「ブルーライトカットレンズ」ですがオプションとして数千円かかります。

このオプションって本当に必要だと思いますか?

現在、新型コロナの影響で給与がカットされたり、賞与がでなかったり、または失業したり、、、と大変な状況の中で節約が難しいのが生活必需品です。

今回は認定眼鏡士SS級、眼科勤務歴10年のローシーがメガネを上手に買うコツを説明します。

これからメガネを購入する人は必見です!!

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オプションレンズって本当に必要?

メガネはフレームとレンズを購入して初めて出来上がります。

以前、「メガネの内訳を考えて購入してみてください」という事をお伝えしていたのですが、

今回はさらにツッコんだお話です。

レンズは現在9割くらいはプラスティック製のレンズでメガネは作られています。

ガラスのレンズと比べてメリットが多いのです。

プラスティック製レンズの特徴【メリット】
①軽い
②割れにくい
③カラーが豊富

※この3点はガラスレンズと比べて大きなメリットです。

プラスティック製【デメリット】
①熱に弱い
②傷に弱い
③厚い

※この3点はガラスレンズと比べて大きなデメリットです。

9割の人がプラスティック製のレンズでメガネを作るのですが、この時にレンズオプションが発生するお店が多いのです。

上記のガラスレンズと比べてのデメリットを補うオプションを中心に沢山のオプションを店員さんが提案してきます。

その提案の中に「ブルーライトカットレンズ」がある訳です。

結論から言いますと、オプションレンズはほとんど必要ありません。

もちろん厳密に目に見えない違いまで必要であればレンズにオプションをつける事をお勧めします。

違いが分からないのにお金だけ多く払う人は少ないとは思いますが、実際に違いが分からないオプションも多いという事を知っておいてください。

実際にメガネの検査の時に近くを見せられて「きつくないですが?」と質問された事がないですか?
ほとんどの人はきつくないと答えます。

なぜならば、そんな数秒みただけでキツいのであれば、相当つよい度数です、、、

それか老眼が気になるお歳の方です。

キツいかどうかは生活してみないと分からないのです。

そしてブルーライトカットがオプションとして必要かどうかですが、、、
オプションで数千円払う前に普通のレンズで作ってみて本当に困るのかを体験するとわかります。

疲れる生活をしている人は疲れるのです。
ブルーライトカットレンズをしているからパソコンやスマホを長い時間、観ていい訳ではないのです。

あくまでもメガネは補うものです。メガネをしているからOKになるのではないのです。

まずは生活習慣の改善が必要という事です。
ブルーライトカットレンズをしていれば生活習慣はそのままで疲れなくなるわけではないのです。

よく患者様に言われる事があります。

「このメガネはブルーライトカットレンズだからパソコンを見ても大丈夫」

「・・・」

大きな勘違いですね、、、

結局、メガネはコーティングやレンズの種類よりも「度数」と「生活状況」が合っているかが大きいのです。

安いレンズは悪いレンズ、大きな誤解です!

現在、安いレンズは以前は高かったレンズである事が多いのです。

新しいレンズが出ると、現在のその時点で高かったレンズも安くなる店が多いのです。

そして新しいレンズと比べてほとんど違いが分からない人も多いのです。
もちらん新しいレンズがいいと感じる方もいます。

しかし透明のレンズで度数も弱い人が新しいレンズをして違いが分かるかといえば難しいと思います。

しかし新しいレンズがよく聞こえる説明をする店員さんが多いのです。中にはほとんど変わらない事を説明する店員さんもいますから全否定ではありません。

現在の安いレンズと言われている物でも紫外線カットもしてありますし、割れにくいです。また、メガネの基本的な取り扱いを守ればなかなか壊れません。

仮に壊れても安価であれば新しく購入も考えられますね。

まとめ

メガネを購入する時は、まず生活習慣を改善する事も考えましょう。

そして生活状況を度数合わせの時に事細かく説明し、生活にあった度数を探してもらう事が重要です。

オプションレンズをつけても解決になっていない事が多いです。

またお店によってなぜ価格が違うのかも考えると良いですね。

まったく同じものでなぜ数千円~数万円の違いがあるのか?

よく分からないから「まかせます」というメガネの買い方はお勧めしません。

※個人的な見解です。参考までに読んでいただけると幸いです。

最後に再度お伝えします。

生活習慣の改善を考えてみてください。パソコン画面と目の距離やスマホを観る時の部屋の明るさや画面との距離。
近方作業の連続時間など、とくに近くをみる時の状況を改善する事をお勧めいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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