運転用のメガネとコンタクトレンズの関係!【度数に迷ったら知って得する豆知識】

久しぶりにメガネとコンタクトレンズの豆知識についてお話します!

最近、パソコン以外にもスマホ見ることが多くなっている人が増加していますね。

SS級認定眼鏡士のトーマスDがコンタクトレンズの度数合わせの考え方についてお伝えいたします!

知らないと損ですよ~(^^♪

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コンタクトの度数合わせに困った場合の考え方

コンタクトレンズを買う時、自分自身、希望の度数がよく分からなくて困った事ないですか?

それは当然ですよね(>_<)

度数に関しては、プロの提案がないとその人に本当にあった度数は導き出されないのです!

だから度数を合わせる検査員によって、度数は少しずつ違ってきます。

度数に迷ったらどうするのがベター?

実は度数にはその時その時でベストな度数があります。

だから一つの度数で完全にあっているという事にはならないのです。

その為、ベストではなくベターという表現になります。

どうしても度数を1パターンで決めようとする人がいますが、度数を1パターンで決めるメリットは実はあまりないのです。

あるとしたら2週間タイプや1カ月タイプのレンズは同じ期間にレンズを使うともったいないですから
2パターンなどは2週間タイプのレンズや1カ月タイプをご利用の人はコスト的にはデメリットになりますね。

1DAYタイプのレンズの人の場合は何パターンか度数を持つことはメリットが多いのです。

今回知っておいて得をするのは1DAYタイプのソフトコンタクトレンズをご使用の人
が対象のお話です(^^♪

生活に合った度数を見つける「コンタクトにメガネで補正編」

今回おすすめな方法は「強め度数」「中間度数」「弱め度数」とあった場合、

「弱め度数」プラス眼鏡補正!!

デスクワークが多い人におススメな方法ですが近くがラクな方がいいが車の運転もする、、、こういった悩みがある場合
あえてデスクワーク用として弱めの度数を選びます!

そして車の運転の時だけ使うメガネを作る。
→左右共に「S-0.50」というメガネを最安値で作ります。

※つくる時には「S-0.50」の度数をかけて過矯正になっていないかだけメガネ店で確認してもらいましょう!
→レッド・グリーンテストをやってもらう事をお勧めいたします。(所要時間:約1分間)

 

遠くをどうしてもよく見ないといけない状況の時だけ、この「S-0.50」の度数をかけるのです!!

度数でいうと2段階強い度数です。

という事は普段は2段階の度数だけ近くがラクなんです。

近くにピントを合わせやすいのです。

※この時に注意するのが、メガネを作る時はPD(瞳孔間距離)を合わせて作る事です。
眼鏡のOCD(光学中心距離)を人のPD(瞳孔間距離)に合わせて作る事が重要です。

生活に合った度数「コンタクトを2パターンの度数で合わせる」編

これは普段はデスクワークメインのコンタクトレンズを使用する場合で、

休日など車の運転や映画を観に行くときだけ2段階強い度数のコンタクトレンズを使用するという方法です。

1DAYタイプのコンタクトレンズであれば、毎日新しいレンズを開ける訳ですから、

色んな度数をその日の生活に合った度数で使用する

という便利な方法です。

今日は1日中パソコンをする!!

ならば「弱い方の度数」を使えばいいのです。

今日は車の運転をする、会議でホワイトボードを遠くから見る

であれば「強い方の度数」を使うのです。

「1DAYタイプのコンタクトの最大のメリットは毎回、毎日新しいものを使う」

という事です。

衛生上もいいですし、度数もその日その日で変えてもいいのです。

眼科で度数を合わせる時に2パターン欲しいと希望を出しましょう!
※3パターンでもいいです。

人は休日と仕事の日とでは生活に合った度数が違います。

1パターンの度数で済まそうとするから遠近両用レンズなどが出ているのです。
しかし、遠近両用レンズは単焦点のレンズと比べると見え方が劣ります。

まとめ

メガネやコンタクトレンズの度数は決して1パターンではありません。

同じ人でもその日によって適した度数が違います。

しかし、1パターンの度数で生活している人が多いのが現状です。

1DAYタイプのコンタクトを使っている人にお勧めなのが2パターン~3パターンの度数を使い分ける事です。

1DAYタイプは1回で使い捨てです。
3パターン買っても1日1枚使用すると仮定すれば結果的にはコストは変わりません。

近方をよく見る生活が多い現代社会では度数が強いと目が疲れます。

検査の時にどっちがいい分からない場合、どちらも買えるようにしてもらいましょう!!
そうする事で自分の生活にあった度数で生活ができるのです。

今日は一日中室内でも生活であれば少し弱めのレンズを使用する事でラクになる人が多いのです。

【メガネで補正の考え方】

弱い度数のコンタクトレンズの上にメガネで補正 (S-0.50)

一時的に2段階の度数が強くなります。

強い度数のコンタクトレンズの上にメガネで補正 (S+0.50)

一時的に2段階の度数が弱くなります。

※PD(瞳孔間距離)をメガネ店で測ってもらい合わせて作る事が重要です。

今回の記事はあくまでもすべての人に該当はしませんが、度数決定の時に聞いてみると良いです。
豆知識として活かしていただけると幸いです(^^♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1級眼鏡作製技能士として、またメガネ店のマネージャーとしてサービスを追求してまいりました。 眼科勤務10年目、在職中。空いた時間を活かし、一般用医薬品販売の専門資格の登録販売者試験に合格してセルフメディケーションもバッチリです。