メガネを買う時の目安って何で決められていますか?
高いから頑丈、安いからすぐ壊れる!
確かにそれもあります!事実です!
安いメガネには「え?何で?」と思うくらいすぐ壊れるメガネがあります。
しかし、高いメガネでも同じ事が言える場合があるのです!
もちろん割合的にいえば安いメガネの方がモロいものが多いです。
しかしどれでも壊れやすいという訳ではありません。
壊れやすいメガネの場合、お客様にお渡しする前にメガネの加工者が壊してしまいます。
そのため、お客様が手にしたメガネはそれほど壊れやすいものではない事が多いのです。
お店側も信用に関わることですからクレームにつながるような商品は基本的に売りません。
メガネ店勤務10年以上になるとなぜメガネが壊れたのか、予想がつくようになってきます。
今回はメガネを長持ちさせる秘訣について解説していきます。
5000円メガネでも取り扱い次第で5年以上使えます。
高いから良いメガネ、安いからそれなりのメガネとはかぎらないのです。
メガネが壊れる時、原因は正常な取り扱いができていないことが多いという事です。
お客様が壊れたメガネをもってきて最初にいう言葉の多くは「何もしていないのに壊れた!」です。
基本的には何もしないでメガネが壊れる事はマレです。
全くないとはいえませんが、非常にマレです。
メガネの劣化は取り扱いが原因
メガネを外す時片手でメガネを外すとメガネのフレームが広がります。
右手で外すと左側のテンプル(ツル)の根元が広がります。
左手で外すと右側のテンプル(ツル)の根元が広がります。
無理にお顔に押し込むと鼻あての部分(クリングス)が少しずつつぶれます。
レンズをから拭きするとホコリでレンズの表面に擦り傷が入ります。
擦り傷はいずれ広がりコーティングが剥がれます。
メガネを外したらその都度、メガネケースにしまう。
レンズを下向きにテーブルの上などに置かない。
汚れがひどくてもお湯、ぬるま湯で洗わない。必ず水で洗う。
洗ったら必ず水分を拭き取る。(サビの原因になるため)
ドライヤーを使用している時はメガネはかけない。フレームもレンズも熱に弱いものが多い。
車の中に置きっぱなしにしない。車の中は季節に限らず暑くなります。熱に弱いプラスチックレンズはそれだけで傷みます。
当たり前のことではありますが、なかなか守れない方が多いのです。
上記の事を守ればメガネは長持ちします。
逆にいえば、上記の事を守らなければ長持ちしません。
メガネが長持ちする秘訣(まとめ)
■メガネが壊れる時の例
①ケースに入れなかったばっかりに踏みつけて壊れる。
②片手で取り扱ってフレームが変形し、自分でもとに戻そうとして壊す。
③レンズをから拭きしてレンズに傷をいれて視界も悪くなる。
④お風呂にメガネをかけて入る。
⑤バーベキューなどで熱気でレンズが傷む。
⑥車の中に置きっぱなし
メガネは決して安くありません。高価な宝石と同じ気持ちで取り扱いましょう。
メガネが壊れる時は、そのメガネの値段が高い安いはあまり関係ない事の方が多いです。
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