オルソケラトロジーを考えている人は必見!【近視矯正治療法】

オルソケラトロジーに興味がある人は必見なお話です。

今回の記事はオルソケラトロジーって何?裸眼で視力がよくなるの?

と興味がある人は読んでいただくと参考になる情報です!(^^)!

※簡単に説明しているので5分くらいで読めます☆

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オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーとは近視矯正治療法の1つで、夜に寝ている間に少し大きめのハードコンタクトレンズをつけて朝起きたらレンズをはずし裸眼でよく見えるようになっている、という近視の矯正方法です。

→メガネもしない、コンタクトレンズもしないのに日中は裸眼で過ごせるの嬉しい矯正方法です。

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

オルソケラトロジーは日中裸眼で過ごせる大きなメリットがあります。しかし、じゃあオルソケラトロジーをやろう!ではないのです。

メリットもあればデメリットもあるのです。

何をするにしても下記の事を考えましょう!

決定する時の方程式
メリット - デメリット = 始める?始めない?

上記の方程式を行った結果、メリットの方が大きければ始める価値あり!
デメリットの方が大きければやらない!

簡単な事ですね(^^♪

しかし、眼科でデメリットの説明がなかったら?

何も考えずに高額な自費治療がはじまるのです!

メリットはもちろん説明がありますが、デメリットを聞かないでオルソケラトロジーを行って後悔する人も多いのです。

オルソケラトロジーのメリット
①日中は裸眼で過ごせる

②近視抑制効果がある

③レーシックのように眼にメスを入れなくていい(オルソケラトロジーをやめれば元に戻る)

①日中は裸眼で過ごせる

メガネもしていないのによく見える!これは感動ですね(^^♪正真正銘、裸眼です!
コンタクトレンズもしていないので目にゴミが入っても水で簡単に洗い流せて最高です!
メガネもかけていないのでズレたり落としたり、という心配もありません。

水泳などメガネやコンタクトレンズができないスポーツをしている人にとってはメリットが大きいです。

②近視抑制効果がある

最近ではオルソケラトロジーを行っていた子供の近視があまりすすんでいなかった、というデータがでているようで近視抑制効果も視野にいれられています。
あくまでも、100%全員が近視がすすまないという事ではありません。もちろんオルソケラトロジーをしていなくても強度近視にならない人も多いわけですから、オルソケラトロジーをしたから近視が進まない、安心!という事ではありません

③レーシックのように眼にメスを入れなくていい

眼にメスを入れて近視がよくなり、常時見える状態にするレーシックは、不具合があっても手術前の状態に戻す事はできません。しかしオルソケラトロジーはメスをいれない矯正方法です。夜にレンズをしなくなれば数週間で元に戻ります。

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オルソケラトロジーのデメリット
①夜寝ている時に目にレンズを入れないといけない

②レンズを正確に装着していなかったら翌朝、よく見えない時がある

③朝と夕方の視力が違う

④費用がかかる

⑤レンズの破損や紛失をした時に困る

⑥オルソケラトロジーをやめると視力は元にもどる

⑦ご年配の方は遠くが見えるようになったが、近くが見えないという事に

①夜寝ている時に目にレンズを入れないといけない

夜にレンズを入れ忘れたり、うたた寝して朝がくると翌日は近視の矯正ができていない為、みえづらい1日になります。またレンズを何時間装着したかで矯正効果が違います。
受験勉強で寝る時間が少ない、またお仕事で深夜まで起きていて朝は早く家を出るという生活に人には不向きと言えます。
特に車で通勤している人は視力が矯正でいていない日は大変です。また、朝はよく見えていたが仕事帰りの時間は見えにくいという事もありえます。

②レンズを正確に装着していなかったら翌朝、よく見えない時がある

レンズを装着して8時間睡眠をとったが、朝起きたらレンズが外れていた、またはズレていた、装着が適切ではなかった場合に見えにくい時がある。

③朝と夕方の視力が違う

オルソケラトロジーは矯正方法です。レンズをはずして時間が経てば目は元通りの近視にもどります。その原理を考えると1日の中でも少しづつ目の形は元に戻っているのです。ただ、毎日装着する事で1日~2日弱くらい安定して見える状態の人もいますので、朝と夕方の見え方が同じではないと思っていただくくらいでいいと思います。(個人差はあります)

④費用がかかる

矯正するには費用がかかります。メガネでしたらメガネ代金、コンタクトレンズでしたら1箱数千円、など。
オルソケラトロジーは病院にもよりますが初期費用で10万を超えるところもあります。または月払いで分割という所もあります。

オルソケラトロジーにかかる費用はレンズ代金だけではありません。レンズを装着する時の「装着液」やレンズを保存する「洗浄保存液」また、月1回程度の協力洗浄代、定期検診代などがオルソケラトロジーを行っている間は必要になります。

⑤レンズの破損や紛失をした時に困る

レンズをなくしたり、破損した場合にすぐに新しいレンズが手に入らないという状態があります。その間、メガネもあわない、コンタクトレンズも作れないという状態になる事があります。仮メガネ、仮コンタクトレンズを即席でつくる事はありますが1週間くらいで次のレンズは手に入りますので、その短期間に作るかどうかは個人の判断という事になります。

⑥オルソケラトロジーをやめると視力は元にもどる

オルソケラトロジーをしたら目が治ると思って間違った解釈で治療を始められる人が中にはいます。ドクターの説明不足もあるとは思いますが、思い込みで治るものだと勘違いしている人もいるようです。
オルソケラトロジーをやめると元に戻るという事を知っていただく必要があります。
また、中には0.7くらいにしたい、明日は1.0にしたい、など視力を自在に上げる事ができると思っている人もいるようです。

⑦ご年配の方は遠くが見えるようになったが、近くが見えないという事に

メガネを掛けたくないからオルソケラトロジーをはじめる人も多いです。年齢が40歳を超えている人はオルソケラトロジーで遠くを見えるようにしても近くが見えにくいので近くはメガネを掛ける状態になる人が多いです。日中、近くの作業が多い人は逆に近く用メガネを掛けている時間が長くなる人もいます。

まとめ

オルソケラトロジーは夜、眠っている時にハードコンタクトレンズを着けて朝起きたらレンズをはずし裸眼で過ごす事ができる近視矯正治療法です。

メガネやコンタクトレンズをしていなくても視力が上がり快適に過ごす事ができます。

その反面、デメリットもあります。

オルソケラトロジーに興味がある人は判断基準として「メリット」−「デメリット」でメリットが大きければお勧めです!

生活状況なども眼科の先生に相談して、メリットが上かデメリットが上かを判断しましょう!
その場で判断せず、自宅で考えて答えを出すのも1つの方法かもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。参考にしていただけると幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1級眼鏡作製技能士として、またメガネ店のマネージャーとしてサービスを追求してまいりました。 眼科勤務10年目、在職中。空いた時間を活かし、一般用医薬品販売の専門資格の登録販売者試験に合格してセルフメディケーションもバッチリです。