洋服店でもメガネ店でもお店に入るとベッタリ接客してくる販売員さんっていますよね?
いわゆる「スッポン接客」です!
いろんなお話しを聞けて商品の内容がわかりやすくなる半面、
「自由を奪われる」窮屈な買い物になることもあります。
私もメガネ店に入りたての頃は、先輩に言われるままに「スッポン接客」をしていた経験があります。
店長になってからはスッポン接客をしていい状況と悪い状況も見極めながら接客したり、
それをスタッフに指導したり、、、
一生懸命に接客をしてくれる店員さんの中には、
店長に言われるから、先輩が見てるから、
といってお客様ではなくて上司の方に気をつかって接客をする販売員さんも結構いるのです。
メガネ店でいえば、必要ないオプション(加算料金がかかるもの)を勧めてくる販売員がいます。
売り上げを気にして、または会社からの評価を気にして、「こっちがいいですよ~」と勧めてくるのです。
せっかく信用をえたお客様にたいして誠意のない提案をする、または状況的にさせられている事があります。
そんな時はキャンセルして購入するのをやめましょう!
無理して買っても、どうせ次のメガネは別の店にするんですから!
販売員13年以上の経験から、「誠意のある販売員」の見分け方、特徴について解説します!
誠意のある販売員を見極める質問
笑顔よし!言葉遣いよし!清潔感よし!
最高な接客をしてくれて嬉しくなりますね!
しかし、いざ購入する段階で売りつけられる状況になったら、、、
冷めます、、、
さっきまでの笑顔は作り笑顔か、、、と寂しい気持ちになります。
わかりやすい例では
度数なしのレンズなのに超薄型レンズを勧めてきて、「こっちの方が薄くて最適です!」
さらには超撥水コートをつけましょう!カラーを少し入れましょう!とオプションの嵐!
見極める時は明らかに自分でも分かっている事を知らないフリをして聞いてみましょう。
度数の弱い人は、薄型レンズと超薄型レンズはどっちがいいですか?などを聞いてみましょう。
売りたいだけのスタッフは何らかの理由づけをして高いレンズの方を勧めてきます。
要注意!メガネを受け取る時に備品を勧めてくる
注文したメガネを取りに行くと、フィッティングという作業があります。
左右対称につくられたメガネを買ったお客様のお顔に合わせていく作業です。
そして簡潔にメガネの取り扱いの説明があります。
プラスチックレンズは熱に弱い事やキズがはいりやすい事などの説明、
そしてレンズを拭く時は乾拭きはしない、など
ここでよくあるのがクリーナーの提案です。
もちろん悪いものではありません。
メガネのお手入れにとってはあった方がいいものです。
しかし、数万円でメガネを購入した後にさらに出費はきついものです。
結構です、とお断わりする人が多いです。
それで終わり、という販売員は要注意!
クリーナーがない場合のお手入れの仕方を親身になって説明してくれるかどうかがポイントです!
中性洗剤を薄めたものできれいにできる事や弱アルカリ性の洗剤は避ける、など
さらには〇〇という洗剤は弱アルカリ性ですよ、などの説明があれば誠意のある販売員さんの可能性は高いです。
誤解のないように説明しますが、新人スタッフや社歴の浅いスタッフは誠意はあるけど無理やり言わされている場合もあります。
その場合、近くに店長や先輩がいる事が多いです。
提案しないで接客を終わった時、店長や先輩からの「勧めないから売れないんだよ!」という注意を避けるためです。
レンズ袋をくれるお店
メガネをつくる時はレンズを2枚使用します。
購入する時に、
各メーカーの 標準レンズ、薄型レンズ、超薄型レンズ、最薄型レンズの中から選んで購入します。
しかし、どれも見た目は透明です。
本当に選んだレンズが使用してあるのか見た目ではわかりません。
レンズの種類によってはレンズに隠しマークがはいっています。
そのマークもフレームの大きさや形によって削り落される事もあります。
では、お客様は何をみて判断すればよいのかといいますと
使用したレンズが入っていた袋です。
誠意のあるお店はこのレンズ袋を必ずお渡ししてくれます。
「このレンズを使用しました」という証明です。
レンズ袋を渡さないから誠意がない店ではないですが、渡してくれるとより親切ですね。
要らないお客様は要らないと言えば捨ててくれます。
問題なのは、お客様に「レンズ袋をください」といわれて「捨てました」とこたえる事です。
誠意がある販売員を見極める方法(まとめ)
①実は知っている事でも何と答えがかえってくるか質問する
ここで販売利益を優先にするような答えがかえってこない事を祈りましょう
②備品の提案を断った後の対応
あった方がいいと思うものが予算の関係で買えないお客様に対して、別の方法を教えてくれる。
お店の誠意に関してはレンズ袋を渡してくれるかどうかも重要です。
コメントを残す