こんにちは、1級眼鏡作製技能士のローシーです!
今回はコンタクトレンズとメガネを組み合わせる考え方について眼科勤務10年以上、メガネ店勤務10年以上の私、1級眼鏡作製技能士のローシーが分かりやすく解説いたします。
●強度近視の人
●強度遠視の人
コンタクトレンズとメガネを組み合わせる方法
メガネを作る時に度数が強くてレンズが厚くなって困る人が多いと思います。
また、老眼で悩む40代以上の人も多いと思います。
メガネはオシャレにかけたいけど、レンズが厚く目が小さくなって嫌になるという人は多いと思います。
すでにコンタクトレンズを使用している人はすぐにお試しできる方法をお伝えします。
強度近視の人ですでにコンタクトレンズを使用している人の方法
簡単に説明するとコンタクトレンズをいつもの度数よりも3段階ほど弱く合わせます。
例で言えば普段S-6.00のコンタクトレンズを使用している人はS-5.25くらいの度数にします。
そして、そのコンタクトレンズの上からかけるメガネを作るのです。
メガネの度数はS-0.50 か S-0.75 という弱い度数になります。(メガネ店で相談しましょう)
コンタクトレンズのレンズを下げる事によって弱度のメガネを作る事が可能です。
コンタクトレンズの度数も少し弱め、メガネの度数も弱度という組み合わせになります。
夢のカッコいいメガネでオシャレが出来ます!
いつもは弱い度数のコンタクトレンズで過ごすわけですから、パソコン作業やスマホを観る時は目が楽な状態になり他のメリットも生まれます。
老眼に悩む近視の人の方法
近視の人で老眼に困る人はこの方法はお勧めです。
よくあるパターンで45歳くらいから近くにピントがあわなくなって困るという事ですぐに遠近両用のコンタクトレンズを勧められて使用する事になっている人をよく見かけます。
今までの近視用にコンタクトレンズでは度数を上げると遠くは良く見えても近くはぼやけて見えないという状態の人が45歳くらいから多くなってきます。
そんな時はすぐに遠近両用レンズや度数を上げるのではなく、メガネで補正しましょう!
コンタクトレンズの上から補正するメガネの度数は基本的にはほんのわずかな度数ですみます。
レンズも薄型レンズにする必要がないくらいです。メガネ店で一番安価なレンズを選んでもレンズの厚みはほとんど気になりません。
普段はコンタクトレンズで近くが見えて、車の運転時や遠くをよく見たい時だけメガネをかけるという動きです。
遠近両用のコンタクトレンズが合わない人もたくさんいます。
この方法で解決すれば楽に解決できます。
メガネの度数は弱度なんで軽くて使いやすいメガネを使用できます。
まとめ
コンタクトレンズとメガネの組み合わせ使用は目に悪い訳ではありません。逆に必要に応じてコンタクトレンズの度数を弱めるのは目に良い事です。
コンタクトレンズの度数を少し弱めに合わせて、その上から必要に応じてメガネを掛ける方法も知っておきましょう!
ご自分から言わない限り、基本的には眼科でもメガネ店でも提案されません。
参考までに読んでいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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