こんにちは、1級眼鏡作製技能士のローシーです!
メガネの度数で困っている人は必見です!
メガネを購入する時に必要な情報を説明します。
目次
メガネを買う時に必要な情報とは?
メガネの度数は同じ人でも使用目的によって最適な度数が違います!
年齢や職業などだけで最適な度数は出せません!
②近方作業の生活基準
③法定基準で必要な条件
①遠方視力の生活基準
生活環境で一番良くみる遠方のものなどを確認する。
分からない場合は、近くを見る時に多少はきつく感じたとしても見えないと困るところはどこかを考えましょう!
メガネの度数はどこか妥協する必要がでてきます。すべた叶えることはできないのです。
メガネをかけると目が良くなる訳ではないのです。
②近方作業の生活基準
パソコン作業が多いのであれば何センチの距離にパソコン画面があるのかを把握しておきましょう!
スマホをよくみるのであればスマホを何センチのところで見ているのかを把握しておきましょう!
③法定基準で必要な条件
運転をするのであれば、いくら近方作業が多いとしても両目で0.7以上(第二種免許であれば0.9)見えないと運転免許証が取れません。
今回のメガネで免許更新をするのであれば特に検査員に伝えておく必要があります。
生活に合っていないメガネができあがる原因
自覚もなく自分勝手に「運転しますか?」「パソコンしますか?」など形だけ聞いてあまり参考にもせずに度数を決定しているのです。
毎日の一人一人のお客様の検査を形だけでこなしていても最適な度数にはたどり着きません!
お客様は基本的に聞かれた事に「はい」「いいえ」で答えるのです。
以前、検査員のミスで近視用のメガネを買いたいお客様に対して、近用(老眼鏡)を販売してクレームのなった事がありました。
検査では近くを見せられて「見えますか?」と聞いてくるから「見えます」と答えただけです。
お客様は近視用と言ったのに、「おかしいなぁ」とは思っていたとの事でした。
勝手に近用メガネで度数を合わせている検査員がいました。
近視用と近用は全く違います。
近視用は近視のお客様が遠くまたは常用として使うメガネの事です。
近用は近くを見る時のみ使うメガネで、いわゆる老眼鏡や若い人のパソコン用などのメガネです。
検査員がお客様からどれだけ情報を聞き出せるかが重要なのです。
しかし、お客様もどんな時に使うメガネなのか、または普段は使わないが数回でも使う事がある状況などを検査員に伝える事ができれば度数は最適な度数により近くなってきます。
運転はしません、の後に隠れている言葉を検査員が汲み取る事ができるのかが重要です。
※運転はしない、パソコン作業あり、という判断で度数を決定される恐れがあるので注意が必要です!
未熟な検査員を自分の為に助けよう!
ベテラン検査員と未熟な検査員の大きな違いは「聞き取り力」と「説明力」と「想像力」です。
しかし未熟な検査員に自分があたっても大丈夫なようにすればいいのです!
未熟な検査員に担当された場合でも大丈夫なように自分で必要なメガネの最低条件を伝えれるようにしてメガネ店に行きましょう!(眼科で測る場合も同じです。)
パソコンをするのか聞かれたら、1日の中にどれくらいの時間パソコンをするのか、または1カ月の中でどれくらいの時間パソコンをするのかを言えるようにしておきましょう!
パソコンはノートパソコンであるか、デスクトップであるかなどでも度数決定に影響してきます。
スマホをどれくれいの距離から見るのかなども把握しておきましょう!
車の運転をするか聞かれた場合は、毎日するのか週に1回程度なのか、夜の運転はあのかなどを言えるようにしておきましょう!
運転できなくなる矯正になってもいいから近くが楽な方がいい場合はそのことも検査員に伝えましょう!
そのことも必ず伝えましょう!
まとめ
メガネ店でも眼科でも度数を決定する時は、その人の生活環境や状況などを聴いたうえで、いろんな事を予想して想定した度数を考えて提案します。
度数を決めるキッカケになる自分の生活環境を上手に伝える事が大きなポイントです!
メガネがあってますか?ではなく、今のメガネはこんな時に困ってます。
他にいい度数はありますか?
など積極的に要望を伝えるようにしましょう!
一番安心なのは1級眼鏡作製技能士に担当してもらうのがいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。