遠近両用メガネをつくる時の3つの注意点!眼鏡作製技能士を探しましょう!

こんにちは、1級眼鏡作製技能士のローシーです!

今回は遠近両用メガネの購入をお考えの人は必見です!

ただ単純に高いだけで使いのくい遠近両用メガネを買わないように注意しましょう!

遠近両用メガネを購入する時の3つの注意点について解説いたします。

遠近両用メガネを買う時の3つの注意点

遠近両用のメガネを購入の時は3つの大きな注意点があります。

この3つをクリアしてはじめてスタートラインに立ったと考えてください!

遠近両用メガネを買う時の3つの注意点
①度数の設定

②選ぶフレーム

③アイポイントの設定

①度数の設定

目に病気がない場合はメガネ店で視力測定をしてもらいましょう!
基本的に遠近両用のメガネの度数を測る時はフレームを考慮しなければなりません。

度数だけ眼科で合わせても基本的には使いやすい遠近両用メガネを買う事は難しいとお考えください。

よく眼科で見かける遠近両用のメガネは、そのメガネの中に必要な度数が入っているだけで、非常に使いにくい状態のメガネを使っている患者様がたくさんご来院されます。

なぜそのような状態になっているのかは度数とフレームを別々の場所で決めている事が大きな原因です。

遠近両用メガネで1番大切な事は以下に使いやすい状態で見えやすいメガネをつくるかが重要なんです。

アゴをあげてレンズの下の方に近くが良く見える度数が入っています、と言われても大体が使いにくい状態で遠近両用メガネが出来上がっています。

あまりアゴを上げずに自然な状態で近くが見えなければ使いにくいメガネなんです。

累進帯の長さや、加入度数の数値など度数を決めた人間がいないところで勝手に決める事自体がアウトに近いのです。

うまくいった人は「たまたま」です。

また眼科のスタッフにメガネ店勤務経験者がいない場合、基本的にはメガネの度数合わせが上手とはいえません。

理由はメガネの前傾角やソリ角、選ぶレンズの特徴や累進帯の長さなど理解していない人が多いのが現状です。

病気がない状態であればメガネ店で度数を測る事を強くお勧めいたします。

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②選ぶフレーム

メガネ店でフレームを選ぶ時はベテランスタッフさんに対応してもらいましょう!遠近両用メガネのフレームを新人スタッフさんや加工ができないスタッフさんに選んでもらうと知識と経験不足によるフレーム選定ミスが発生します。あきらかに不向きなフレームを提案されたり、作れればいいという単純な発想で、フレームの縦幅が2.5mm以上あれば大丈夫!という間違った説明を受ける場合が多々あります。

1級眼鏡作製技能士が在籍しているお店でメガネを作る事をお勧めいたします。

1級眼鏡作製技能士はメガネのスペシャリストです。いろんな成功例や失敗例など熟知している人が多いので、より安心できるメガネを作る事が可能になります。

経験が長いメガネ店スタッフさんと1級眼鏡作製技能士では大きない知識の違いがあります。
資格取得の勉強をしていない経験が長いメガネ店スタッフさんは間違った知識が根付いている事があります。
国家検定試験に合格した1級眼鏡作製技能士に接客についてもらう事が理想的です。

③アイポイントの設定

アイポイントは遠近両用メガネの見え方に大きく影響を与えます。アイポイントが正確でなければ、最適な度数で決定しても、見え方はそれほど良くありません。

作ったメガネ店に相談に行っても、形だけのフィッティングと、あとは「慣れてください」「徐々に慣れてきます」などの説明を受けるだけです。

アイポイントが正確に設定できる人が少ないのも事実です。累進帯の長さの提案も間違った考えで自信をつけている無資格者が多いのが現状です。

まとめ

遠近両用メガネを購入する時の3つの注意点を回避するためには「1級眼鏡作製技能士」が在籍しているお店で、購入前の最終確認を1級眼鏡作製技能士に行ってもらう事が重要です。

間違っても、「このレンズの中に確かに見える場所があります」みたいな無責任なメガネを購入されないように注意しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1級眼鏡作製技能士として、またメガネ店のマネージャーとしてサービスを追求してまいりました。 眼科勤務10年目、在職中。空いた時間を活かし、一般用医薬品販売の専門資格の登録販売者試験に合格してセルフメディケーションもバッチリです。